国内だけではなく、ヨーロッパや北米向けのタイヤを製造しています。
日本にはない大型SUVやライトトラックに装着する大口径タイヤから、スポーツカー用、レース用タイヤまで多彩な製品を扱っています。
工程により個人作業、チーム作業があります。
【混合工程】天然ゴム・合成ゴム・カーボンブラック・硫黄、その他薬品などの原料を調合し、バンバリーミキサーで混合します。
混合物はロールで練り上げられ、タイヤのパーツ別に用途に応じた様々な種類の混合ゴムがつくられます。
【押し出し工程】数種類のゴムを一体化させ、タイヤに必要とされる厚み・幅をつけて押し出すことにより、トレッドと呼ばれるタイヤの接地面パーツや、タイヤ側面部を保護するサイドウォールをつくります。
【カレンダー工程】タイヤの骨格としての役割を担うプライコードをつくる工程です。
ナイロンやポリエステルの原反をカレンダーと呼ばれる機械に送り込み、両面に混合ゴムをコーティングします。
【裁断工程】天プライコードを切断、ジョイントし、タイヤの組立に必要な適正寸法の部品に加工します。
【成型工程】これまでの工程で出来上がった部品を成型機で張り合わせ、一本のタイヤへと仕上げていきます。
こうして、タイヤの原形となる生タイヤがつくられます。
【加硫工程】生タイヤを金型に入れ、一定時間、熱と圧力を加えていきます。
必要なタイヤの特性が得られ、タイヤの形を完成させます。