転職エージェントとは？メリット・デメリットを徹底解説！
2024年7月11日 18:00
最近、テレビCMでもよく耳にする「転職エージェント」ですが、
具体的には、どのような転職のサポートをしてくれるのでしょうか。
利用するメリットは？デメリットは？
転職を考えられている方の中で、
転職エージェントの利用を考えられている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
[1]転職エージェントって？
[2]転職エージェントを利用するメリット
[3]転職エージェントを利用するデメリット
[4]さいごに
[1]転職エージェントって？
そもそも転職エージェントとは、
転職活動を行っている方へ最適な求人を紹介するアドバイザーのことであり、
仕事選びから入社までの流れをサポートしてくれるサービスを提供しています。
転職サイトとは異なり、少し面倒に感じる応募先企業とのやりとりを行ったり、
転職に必要である基本的な対策や、一般の人が知りえない企業の情報等を、
プロならではの視点・情報量で、転職活動者にアドバイスすることもあります。
テレビCM等の影響から、転職エージェントを利用する人は年々増加しています。
しかし、利用する人がいる以上、
メリットもあればデメリットも存在するのが事実です。
本記事をご覧いただき、転職エージェントの利用が
自分自身に向いているか、そうでないかを判断する材料にしてみてください。
[2]転職エージェントを利用するメリット
①第三者の客観的な評価が得られる
例えば、転職サイトを利用した転職活動では
Web上にある適職診断や性格診断で自分自身を判断することになります。
しかしそれらは、あくまでもコンピューターが判断するものであり、
統計的に弾き出された診断結果となっているため、一般的な分析に過ぎません。
その点、転職エージェントであれば担当のエージェントが付くため、
詳細なカウンセリングを受け、自身の考えも伝えることができ、
より正確で、自分だけが持つ強み・特性を知ることができます。
②企業の詳細な情報を知ることができる
職場環境や雰囲気は、画像や文章だけではいまいち伝わりません。
実際に職場を訪れて初めて、詳細で正確な情報を得ることができるのです。
「想像していた環境ではなかった」「人間関係の雰囲気がよくないとは知らなかった」
転職活動をしている人の中で、
そのように思ったことがある人は少なくないのではないでしょうか。
転職エージェントは、企業の人事担当者はもちろん、
現場の方々ともつながりを持っている場合が多いため、
より現実的な職場の雰囲気を知ることができます。
そのため、入社前後でのギャップは少なく感じられるかと思われます。
③応募書類の準備が比較的容易になる
履歴書や職務経歴書等の応募書類は、
企業によって少しずつ内容を変更する必要があり、
その手間が複数社ともなると、大幅に時間を割かなければなりません。
微調整する内容についても、企業のことを入念に調べたり、誤った表現が無いかの確認が必要だったりと、多くのことを調べた上で調整することになります。
転職エージェントを利用すると、応募先の企業が好む履歴書の書き方等を心得ているため、
短時間で適切な応募書類を作成することができます。
転職活動では時間を効率的に使うことが重要ですので、
履歴書や職務経歴書の作成が苦手という方には
非常に大きなメリットとなるでしょう。
[3]転職エージェントを利用するデメリット
①アドバイザーとのこまめな連絡が必須
求人の紹介はもちろんですが、企業との面接日程のやり取りも
転職エージェントのアドバイザーが行うため、
アドバイザーとのこまめなやり取りは必須です。
仕事をしながら転職活動を行う、または自分のペースで転職活動がしたいという人には
高頻度の連絡が少し煩わしく感じる可能性があります。
こまめな連絡は苦手だという方は、
転職サイトを利用した転職活動が向いているかもしれません。
しかし、アドバイザーに相談して連絡頻度を下げることも可能かと思われますので
こまめな連絡は苦手だけれど転職エージェントを利用したいという方は、
アドバイザーに相談してみると良いでしょう。
②紹介される求人の幅が限定される
転職サイトでは求職者が自ら求人を探すため、
縛りの無い転職活動を行うことができますが、
転職エージェントのアドバイザーは、求職者の学歴・年収・職種をベースに
候補を挙げるため、必然的に求人の幅は狭くなります。
求職者に適した求人が提案されるため効率のいい転職活動が行えますが、
新しい業界や職種にチャレンジしたいなどと考えて転職活動を行う方には、
提案される企業が、希望していたものとは違う結果になるかもしれません。
しかし、自己評価よりもよい役職や年収での提案がある場合もありますので、
ご自身の可能性を図りたいという方は、利用してみてはいかがでしょうか。
③担当のアドバイザーによって差がある
転職エージェントの利用では、アドバイザーとの関係性が重要です。
大前提として、アドバイザーと相性が悪い場合も考えられます。
相性が悪ければ、転職活動を進める中で足並みが揃わず、
かえって非効率的な転職活動になってしまう可能性も。
また、アドバイザーによってサポートのスキルも大きく異なります。
相手も人ですので、合う・合わないは確実にあると言えるでしょう。
もし合わないと感じた場合は、担当の変更を依頼するのも選択肢の一つです。
しかし、そもそも人と関わりあうことが苦手だという人は
転職エージェントの利用は避けたほうが無難かと思われます。
[4]さいごに
今回は転職エージェントのメリット・デメリットについて紹介しました。
転職エージェントの利用が、必ずしも正解というわけではありません。
人によって得意・不得意はありますので、
転職エージェントを利用することで自分の不得意がサポートされるのであれば、
転職エージェントの利用はオススメと言えるでしょう。
反対に、先に挙げた転職エージェント利用のメリットが
それほどメリットに感じなかったという人は、
ご自身で転職サイトを活用しながら転職活動を続けるのが良いかもしれません。
自分に合った転職活動のスタイルを見つけ、
後悔のない転職ができるよう、本記事を参考にしてみてくださいね。
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