【こんな資格も!?】意外な国家資格8選!難易度も紹介
2024年8月19日 12:00
「就職活動・転職活動には国家資格があるといいって聞いたけど、
あまり難しい資格は取れないし…。」
そう思ったことのある方はいらっしゃいませんか?
そんな方に、今回は"国家資格"について、難易度も併せてご紹介します!
手に職をつけて安定した生活を送りたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【目次】
1.国家資格とは?
2.[難易度☆]国家資格3選
3.[難易度☆☆]国家資格3選
4.【番外編】[難易度☆☆☆]国家資格2選
5.さいごに
1.国家資格とは?
そもそも【国家資格】とは、どのような定義があるのか、みなさんはご存知ですか?
厚生労働省によると、
「国家資格とは、国の法律に基づいて、各種分野における個人の能力、知識が判定され、
特定の職業に従事すると証明されるものとされる。」
とのことで、法律によって社会的地位が保証されることから、
【国家資格】は、社会での信頼性が高い資格のことだと言えます。
2.[難易度☆]国家資格3選
比較的難易度の低い国家資格と言うと、
ファイナンシャルプランナーの3級やITパスポートを思い浮かべる方が多いのでは?
それらの資格は知名度も高く、改めて紹介するまでもないかと思われますので
今回は上記以外の国家資格をご紹介いたします。
①二級ボイラー技士
二級ボイラー技士とは、
熱が伝わる部位の表面積が25㎡未満のボイラーを扱うために必要な国家資格のことです。
令和5年度の合格率は、54.7%となっており、試験時間は3時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験できる試験ですので
しっかり準備をして試験に臨めば、合格することは難しくないと言えるでしょう。
ボイラーを使用する建物を建設する際の立ち会いや、
ビル等の管理会社がボイラー設備の点検作業を行う場合など、
ボイラー技士が必要とされる場面は多くありますので、
難易度の割には需要の高い国家資格だと言えます。
②衛生管理者(第一種・第二種)
衛生管理者とは、
労働者の健康障害を防止するための作業環境管理や作業管理及び健康管理、労働衛生教育の実施、健康の保持増進措置などを行う国家資格のことです。
令和5年度の合格率は、
第一種衛生管理者で46.0%、第二種衛生管理者で49.6%となっており、
試験時間は、第一種衛生管理者ともに3時間に設定されています。
受験資格は、
・大学もしくは高等専門学校(短大を含む)の卒業者 → 労働衛生の実務経験1年
・高等学校の卒業者 → 労働衛生の実務経験3年
・中学校の卒業者 → 労働衛生の実務経験10年 など一部ありますが、
それほど難しい条件ではないように思われますので、
試験勉強をきちんと行えれば、資格取得は比較的容易と言えるでしょう。
また、第一種では全業務に対応可能ですが、
第二種では一部の業種に対応不可ですので、第一種のほうが少し難易度は上がりますが、
第一種の方が、就職活動・転職活動の場でより需要が高いと思われます。
③第三級陸上特殊無線技士
第三級陸上特殊無線技士とは、
総務省が定める陸上における無線設備操作や設置に必要な国家資格のことです。
国家試験を受験せず、養成課程で資格取得することも可能ですが、
国家試験を受験する方が費用も安価で済むため、受験するのがおすすめだと言えます。
令和4年度以降の合格率は公表されていませんが、
令和3年度の合格率は、85.9%となっており、試験時間は1時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験可能な上、
過去試験との類似問題や全く同じ問題の出題もあるため、
過去問題集などを入念に勉強しておけば、資格取得は非常に容易と言えるでしょう。
3.[難易度☆☆]国家資格3選
①賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士とは、
賃貸住宅の管理業務等の適正化に関する法律において、
賃貸住宅管理業務を行ううえで設置が義務付けられている「業務管理者」の要件とされた国家資格のことです。
2021年より国家資格となり、今後さらに需要が高まることが予想される資格です。
令和5年度の合格率は、28.2%となっており、試験時間は2時間に設定されています。
受験資格は特にありませんが、試験の合格後に資格登録をする際は、
・2年以上の実務経験
・特定の講習(賃貸住宅管理業務に関する実務講習を受けることにより、2年の実務経験とみなされる講習)の修了 のどちらかが必要となりますので、注意が必要です。
出題数が50問ありますので、効率的に試験勉強をしていく必要があるでしょう。
②採石業務管理者
採石業務管理者とは、
土砂崩れなどの災害が起きないよう、作業現場の管理や作業員の安全確保をする国家資格のことです。
令和5年度の合格率は、28.5%となっており、試験時間は2時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験することができます。
採石業を行う際には、
事務所1ヶ所につき1名の採石業務管理者を置くことが法律で定められていることから、
建設業界や土木業界ではかなり需要の高い国家資格だと言えます。
合格率は決して高くありませんが、過去問題集を繰り返し解き、
しっかりと準備をしたうえで臨めば、合格できる試験です。
③貸金業務取扱主任者
貸金業務取扱主任者とは、
貸金業の業務が法令の規定を守り、正しく実施されるよう助言や指導を行う国家資格のことです。
2010年より国家資格となり、それまで違法な貸付をしていた金融業者に対し、取締りを強化する形となりました。
令和5年度の合格率は、31.0%となっており、試験時間は2時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験することが可能ですが、
不正行為を働いた場合は、一定期間受験が禁止されます。
金融機関はもちろん、一般企業の法務部や監査などの業務においても
重宝される国家資格ですので、取っておいて損のない資格と言えるでしょう。
4.【番外編】[難易度☆☆☆]国家資格2選
①マンション管理士
マンション管理士とは、
マンションの維持管理に関する専門的な知識を有していることを証明する国家資格のことです。
住民同士のトラブル対応やルールの整備、修繕計画の見直しなどをすることもあり、業務は多岐にわたります。
令和5年度の合格率は、10.1%となっており、試験時間は2時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験することが可能ですが、
法律に関する問題も多く出題され、マンションの構造等に関する問題も出るなど、
広い範囲をくまなく勉強する必要があるため、かなり難易度の高い国家資格となっています。
独学で合格することは非常に困難と言えますので、
この資格を取得したい方は、予備校や通信講座に通うことをお勧めします。
②ITストラテジスト
ITストラテジストとは、
システムやソフトウェア開発の超上流工程において、
経営者の視点で戦略立案やプロジェクトの実行を主導することを主な業務とする国家資格のことです。
この資格は「高度情報処理技術者試験」に属し、12個ある「情報処理技術者試験」の中でも最難関の資格と言われています。
令和5年度の合格率は、15.5%となっており、
試験時間は、1日を4つの区分に分けており、50分・40分・90分・120分の計5時間に設定されています。
受験資格は特になく、どなたでも受験することが可能ですが、
最高難易度の試験であることから、受験者の大半はITの知識や実務経験が豊富ですので、
初心者が合格することは、基本的には不可能な試験と言えます。
しかしその分、需要は非常に高い資格ですので、
専門性を高めたい方やスキルアップを目指す方は、
チャレンジしてみても良いかもしれません。
5.さいごに
今回は、一風変わった(?)国家資格について紹介しました。
人件費削減として、AIに取って代わられる仕事が増えつつある現代。
国家資格を取得して、手に職をつけることは益々重要視されています。
国家資格を取得することが重要なのは知っているけど、
今から取得できる資格なんて無いよな…と諦めていた方は
ぜひ今回の記事を参考に、国家資格の取得にチャレンジしてみてもいいかもしれません。
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