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実はアピールチャンス!?面接で役立つ『逆質問』例文集

2024年8月16日 18:00

就職・転職ガイド

就職・転職活動をするなかで、ほとんどの人が面接を受けるでしょう。

面接官に「何か質問はありますか」と聞かれ、困ったことはありませんか?

一般的には『逆質問』と呼ばれているものですが、何か聞かないといけないのかな?何を聞けばいいの?聞かないほうがいいことはある?などなど、気になった方も多いと思います。

今回はそんな『逆質問』で企業に自分をアピールできるような回答例をまとめました。

 

 

目次

●面接官はなぜ『逆質問』をするの?

 〈1〉志望度・意欲を知りたい

 〈2〉コミュニケーション能力を確認したい

 〈3〉応募者の疑問や不安を解消しておきたい

 〈4〉社風・仕事内容との相性を確かめたい

●聞かないほうがいいことはある?

 [1]条件や待遇面の質問ばかりは×

 [2]自信のない質問・自信過剰な質問は×

 [3]企業研究不足な質問は×

 [4]面接官が答えにくい質問は×

●どんなことを聞けばいいの?例文もご紹介!

 〈1〉自分をアピールできる質問

 〈2〉入社後に働いている姿をイメージできる質問

 〈3〉面接のフェーズに合った質問

 

●面接官はなぜ『逆質問』をするの?

〈1〉志望度・意欲を知りたい

応募者にとって志望度の高い企業であれば、企業研究を念入りに行なうでしょう。その場合、すぐに質問が出てくるはずです。「質問はありますか?」と尋ねることで、企業への理解度を測り、志望度や入社意欲がどの程度かを判断しようとしています。

そのため、「質問はありません」という回答は企業に興味がないと思われるかもしれません。

 

〈2〉コミュニケーション能力を確認したい

面接官は逆質問の内容から人柄を知ろうとしています。また、自分の考えを上手にまとめて的確に質問できるか、質問の回答に対してさらに話題を展開していけるかといったコミュニケーション能力を確認しています。

 

〈3〉応募者の疑問や不安を解消しておきたい

応募者の中には、企業に対して疑問や不安を抱いている人もいるため、直接質問する時間をつくることで、応募者の疑問を解消してもらいたいと考えています。疑問を解消することで志望度が高まることや、入社後のミスマッチを減らすことにもつながります。

 

〈4〉社風・仕事内容との相性を確かめたい

自由に質問をしてもらうことで、応募者が注目している事柄が見え、さらに応募者の性格があらわれることもあります。そうした情報から社風や職務内容との相性を確かめる目的があります。

 

 

 

●聞かないほうがいいことはある?

[1]条件や待遇面の質問ばかりは×

残業の有無や有休休暇のことなど仕事の条件面や待遇面のことばかり聞くのは、熱意がないと判断されてしまいます。どうしても聞きたい場合は、聞きたい事情を説明した上で質問しましょう。

 

[2]自信のない質問・自信過剰な質問は×

面接で自分をアピールすることは大切です。しかしあくまでも謙虚さを忘れないようにしましょう。また、「○○したくないから~」「○○できないので~」など自信のなさが伝わる質問も避けましょう。

 

[3]企業研究不足な質問は×

企業のホームページに書いてあることや、事前に調べたら分かることを聞くのはNGです。

企業研究ができていない=志望度が低いと見えてしまいます。

 

[4]面接官が答えにくい質問は×

面接官にも様々な立場の方がいます。社内でのポジションが違えば、答えられること・答えにくいことも変わってくるでしょう。相手がどんな部署でどんなポジションなのかを踏まえて質問内容を変えましょう。

また、「はい/いいえ」で答えられる質問は話が広がりにくいです。その後の会話が発展するような具体的な質問を意識しましょう。

 

 

 

●どんなことを聞けばいいの?例文もご紹介!

〈1〉自分をアピールできる質問

働く意欲・熱意が伝わる質問例

・「●●部署に配属されたら、どのような仕事を任せていただけますか?」

・「御社でのお仕事を始める前に、特に準備しておくべきことや勉強しておくべきことはありますか?」

・「リーダーなど責任あるポジションを目指していきたいと考えています。御社の評価制度・昇進制度について教えていただけますでしょうか。」

 

長所や強みが伝わる質問例

・「〇〇の資格を持っているのですが、御社でのお仕事で活かすことはできますか?」

・「人との交流が好きなので、他部門の方とも良い関係性を築いていきたいと考えています。御社では、部門の垣根を越えて交流を図る社風はありますでしょうか?」

・「前職ではお客様のニーズを汲み取るためコミュニケーションを重視しておりましたが、御社ではどのようなことを大切にすべきでしょうか?」

 

 

〈2〉入社後に働いている姿をイメージできる質問

・「前職ではチームのリーダーを任され、メンバーの士気を高めるために◯◯のような取り組みを行なっていました。御社でマネジメントを行なうポジションの方々はどのような取り組みを行なわれていますか?」

・「1日の仕事の流れを教えていただけますでしょうか?」

・「私と同じような業界・職種から転職されている方で活躍している人はいますか?いれば、その方の働きぶりを教えてください。」

・「転職した方は、だいたいどの程度の期間で最初の成果を出していますか?」

 

 

〈3〉面接のフェーズに合った質問

一次面接におすすめの質問例

・「御社ではどのような方が活躍されていますか?共通点があれば教えてください。」

・「◯◯さんは、御社のどのような点に魅力を感じていますか?」

・「応募したポジションの部署内の雰囲気を教えてください。」

◆一次面接では基本的な能力・対人印象・コミュニケーション能力があるかを見ています◆

 

二次面接におすすめの質問例

・「一次面接で仕事内容は〇〇と伺いましたが、実際の仕事の範囲はどこからどこまでになりますか?」

・「◯◯さんが業務のなかで苦労した経験があれば、教えてください。」

・「御社に入社した際は即戦力として1日でも早く活躍できるように努力したいと考えています。入社前に身につけておくべき知識や、入社後に習得する必要があるスキルなどがあれば教えてください。」

◆二次面接では即戦力としての知識やスキルが十分かどうかを判断されます。未経験者であれば、主体的に学ぼうとする姿勢があるかを見られています。◆

 

最終面接におすすめの質問例

・「御社の◯◯という理念に共感したのですが、〇〇様は何を大切にして仕事をなさっていますか?」

・「御社の将来の展望や戦略について教えていただけますか?」

・「将来は海外勤務を希望しますが、どのようなキャリアを進むことになりますか?」

◆会社の方向性と求職者のキャリアビジョンが合っているか、会社にどう貢献してくれるかを見ています。入社意欲についても厳しい目でチェックされるため、しっかりアピールしましょう◆

 

 

さいごに

今回は苦手とする方も多い『逆質問』をアピールチャンスに変えられる質問例をご紹介しました。

もし企業研究や面接が進んでいく中で疑問が生まれたら、ここに挙げた例文を基に積極的に質問してみることをおすすめします!

 

 

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