社内経験なしでもできる事務はある?未経験から一般事務を目指す方法

2026年3月11日 17:00

就職・転職ガイド

事務職に興味はあるものの、「社内経験がないと難しいのでは?」と不安に感じている人も多いのではないでしょうか。

 

実は、事務職は未経験からでも目指しやすい仕事の一つです。基本的なパソコンスキルやコミュニケーション力があれば、接客業や販売職から転職する人も少なくありません。

 

この記事では、社内経験がなくてもできる事務の仕事内容や必要なスキル、未経験から一般事務を目指す方法についてわかりやすく解説します。

 

 

[目次]

[1]未経験でも社内経験なしで事務職は目指せる

[2]事務の仕事内容とは?

[3]事務職に必要なスキル

[4]未経験の事務応募で有利になる資格

[5]まとめ

 

未経験でも社内経験なしで事務職は目指せる

 
 

未経験から事務職に就く人は多い

 
実際に、未経験から事務職に転職する人は多くいます。特に販売職やサービス業など、立ち仕事やシフト勤務が多い職種から、オフィスワークへキャリアチェンジするケースはよく見られます。事務職は比較的安定した勤務時間で働けることが多く、ワークライフバランスを整えやすい点も人気の理由です。
 
未経験から事務職に転職する人の例をまとめると、次のようになります。
 
前職 転職理由
アパレル販売 立ち仕事が体力的につらい
飲食店スタッフ シフト勤務から土日休みの仕事へ
接客業 将来のキャリアを考えてオフィスワークへ
 
このように、事務職はさまざまな職種から転職しやすい仕事の一つです。特別な経験がなくても、基本的な社会人スキルがあればチャレンジできるため、未経験者にも門戸が開かれています。
 

社内経験がなくても採用される理由

 
企業が未経験者を採用する理由はいくつかあります。まず、事務職の多くは入社後に業務を覚えていくことが前提となっているため、必ずしも経験者である必要がない場合が多いからです。企業ごとに使用するシステムや業務の進め方が異なるため、経験者でも最初は研修が必要になるケースが多いのです。
 
また、事務職ではスキルだけでなく、次のような人物面が重視されることもあります。
 
  • 丁寧に仕事を進められる
  • 周囲と協力して働ける
  • コミュニケーションが取れる
 
こうした点は、接客業や販売職で身につけている人も多いスキルです。そのため、事務経験がなくても、これまでの仕事の経験をアピールすることで採用につながることがあります。
 

未経験歓迎の求人が多い事務職の特徴

 
事務職の中でも、未経験歓迎の求人が多い職種があります。これらの職種は業務内容が比較的シンプルで、入社後に覚えやすいという特徴があります。
 
代表的な事務職の例は次のとおりです。
 
事務職の種類 特徴
一般事務 書類作成やデータ入力など基本業務
営業事務 営業担当のサポート業務
データ入力 パソコンでの入力作業が中心
 
未経験で事務職を目指す場合は、「未経験歓迎」「研修あり」などの条件が記載されている求人を探すとよいでしょう。これらの求人は教育体制が整っていることが多く、初めての事務職でも安心して働き始めることができます。
 

事務の仕事内容とは?

 
 

一般事務

 
一般事務は、事務職の中でも最も基本的な仕事です。会社の運営を支える幅広い業務を担当します。
 
主な仕事内容は次のとおりです。
 
  • 書類作成
  • データ入力
  • 電話対応
  • メール対応
  • 来客対応
 
これらの業務は特別な専門知識が必要ない場合も多く、未経験者でも比較的チャレンジしやすい仕事です。特にパソコンでの入力作業や書類作成が中心となるため、基本的なExcelやWordの操作ができれば対応できるケースが多いでしょう。
 

営業事務

 
営業事務は、営業担当者をサポートする役割を担う事務職です。営業活動がスムーズに進むように、さまざまな業務を担当します。
 
主な仕事内容は次のとおりです。
 
  • 受発注業務
  • 見積書や請求書の作成
  • 顧客データの管理
  • 営業担当者との連携
 
一般事務と比べると、営業担当や取引先とのやり取りが多くなる点が特徴です。そのため、コミュニケーション力が求められる場面もあります。
 

医療事務

 
医療事務は、病院やクリニックなどの医療機関で働く事務職です。受付業務や会計業務など、患者さんと関わる仕事も含まれます。
 
主な仕事内容は次のとおりです。
 
  • 受付対応
  • 会計業務
  • 診療内容のデータ入力
  • レセプト業務(診療報酬請求)
 
医療事務の場合は専門知識が必要になることもあり、資格を取得していると就職で有利になるケースがあります。
 

その他の事務職

 
事務職には、一般事務や営業事務以外にもさまざまな種類があります。企業の運営を支える専門的な事務職も存在します。
 
代表的な事務職には次のようなものがあります。
 
事務職  主な仕事内容
経理事務 会計処理や経費管理
総務事務 社内環境の整備や備品管理
人事事務 採用や社員情報の管理
 
このように、事務職には多くの種類があり、仕事内容や求められるスキルもそれぞれ異なります。自分の興味や得意分野に合わせて選ぶことで、より働きやすい仕事を見つけることができます。
 

事務職に必要なスキル

 
 

PCスキル(Excel・Word)

 
事務職ではパソコンを使った業務が多いため、基本的なPCスキルは重要です。特にExcelとWordは、多くの企業で使用されています。
 
たとえば次のような操作ができれば、事務職として十分に対応できることが多いです。
 
  • Excelで簡単な表を作る
  • Wordで文書を作成する
  • データを入力・整理する
 
高度な関数や専門的な操作は、入社後に覚えていくケースも多いため、まずは基本操作を身につけておくと安心です。
 

コミュニケーション力

 

事務職はデスクワークが中心ですが、実際には多くの人と関わりながら仕事を進める場面があります。電話対応や来客対応、社内の部署との連携など、人とコミュニケーションを取る機会は少なくありません。そのため、相手の話を丁寧に聞き、正確に伝える力が求められます。

 

たとえば営業事務では、営業担当者から依頼された資料を作成したり、取引先からの問い合わせに対応したりすることがあります。こうした場面では、相手の意図を理解しながら適切に対応することが大切です。

 

また、接客業や販売職で働いた経験がある人は、このコミュニケーション力を大きな強みとして活かすことができます。お客様対応で培った丁寧な言葉遣いや対応力は、事務職でも評価されるポイントになるでしょう。

 

 臨機応変に対応する力

 

事務職では、日々のルーティン業務だけでなく、突発的な仕事が発生することもあります。たとえば急ぎの資料作成や、突然の来客対応などです。そのため、状況に応じて柔軟に対応できる力が求められます。

 

具体的には次のような場面が考えられます。

 

  • 急な資料作成の依頼
  • 会議資料の準備
  • 来客対応や電話対応
  • 他部署からの業務依頼

 

こうした業務に対して慌てず対応できる人は、職場でも頼られる存在になります。特別なスキルというよりも、「優先順位を考えて行動する力」が重要です。

 

 気配りとホスピタリティ

 

事務職は、会社の業務をサポートする役割を担う仕事です。そのため、周囲の状況を見ながら行動できる気配りも大切なスキルになります。

 

たとえば次のような場面で役立ちます。

 

  • 営業担当が忙しいときに資料作成をサポートする
  • 来客が来た際にスムーズに案内する
  • 社内の備品が不足していないか確認する

 

このように、周囲の状況に気づいて先回りして行動できる人は、事務職として非常に重宝されます。特に接客業の経験がある人は、お客様への気配りやサービス精神をそのまま活かすことができるでしょう。

 

未経験の事務応募で有利になる資格

 

 

MOS(Excel・Word)

 

MOS(Microsoft Office Specialist)は、ExcelやWordなどのMicrosoft Officeソフトの操作スキルを証明する資格です。事務職ではこれらのソフトを使う機会が多いため、MOSを持っていると基本的なパソコンスキルを証明することができます。

 

特に未経験者の場合、MOS資格を取得しておくことで「パソコン操作ができる人材」であることをアピールしやすくなります。ExcelやWordの基本操作を身につけるきっかけにもなるため、事務職を目指す人にはおすすめの資格です。

 

日商簿記

 

日商簿記は、企業のお金の流れや会計の仕組みを学ぶ資格です。特に経理事務を目指す場合には、簿記の知識が役立ちます。

 

簿記にはいくつかのレベルがありますが、初心者には「簿記3級」がおすすめです。簿記3級では、基本的な会計の知識を学ぶことができ、事務職の幅を広げることにもつながります。

 

また、簿記を学ぶことで数字に強くなるため、一般事務でも役立つ場面があります。

 

医療事務資格

 

医療事務資格は、病院やクリニックなどの医療機関で働く際に役立つ資格です。医療事務では、診療内容の入力や診療報酬の計算など、専門的な知識が必要になる場面があります。

 

そのため、医療事務資格を取得していると、未経験でも採用されやすくなる場合があります。医療業界で働きたい人にとっては、特におすすめの資格といえるでしょう。

 

まとめ

 

事務職は経験者しか働けない仕事だと思われがちですが、実際には未経験からチャレンジできる職種の一つです。特に一般事務や営業事務などは未経験歓迎の求人も多く、基本的なパソコンスキルやコミュニケーション力があれば十分に目指すことができます。

 

また、事務職にはさまざまな種類があり、それぞれ仕事内容や必要なスキルが異なります。自分の興味や得意分野に合った仕事を選ぶことで、より働きやすい職場を見つけることができるでしょう。

 

もし未経験から事務職を目指すのであれば、まずはExcelやWordなどの基本的なパソコンスキルを身につけることがおすすめです。さらにMOSや簿記などの資格を取得すれば、就職活動でのアピールにもつながります。

 

社内経験がなくても、これまでの仕事で身につけたスキルを活かすことで事務職への転職は十分に可能です。自分の経験や強みを整理しながら、少しずつ準備を進めていきましょう。