未経験から事務職へ!転職で有利になるおすすめ資格5選
2025年10月27日 17:00
事務職は、土日休み・残業少なめ・デスクワーク中心といった働きやすいイメージがあり、人気の高い職種のひとつです。
そのため競争率も高く、「経験がないと難しいのでは…」と不安になる人も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
そこでカギになるのが「資格」です。
実務経験がなくても事務職に直結する資格を取得しておくことで、未経験でも採用担当者にアピールできる強い武器になります。
今回の記事では、未経験から事務職への転職を有利に進めるための資格とその活かし方を徹底解説します!

目次
[1]事務職に資格が有利な理由
[2]未経験の事務職転職で有利になる資格5選
[3]資格取得と転職活動は同時並行がおすすめ
[4]まとめ
事務職に資格が有利な理由
未経験者を採用する企業にとって、「基礎的な事務スキルを持っているかどうか」は重要なポイントです。
資格を持っていることで「基本的なPC操作や事務知識は身に付いている」と判断してもらいやすくなります。
事務職は実際の業務内容が目に見えにくいため、資格があるだけで説得力が増して就職が有利になるのです。
未経験の場合は職務経歴書に記載できる内容が限られてしまいますが、資格を複数持っていれば志望動機や自己PRに厚みを持たせることができます。
中途採用の場合は特に企業は即戦力を求めているので、資格を持っている人は入社後の教育コストが少なく済むと判断され、採用の優先順位が上がるケースがあります。

未経験の事務職転職で有利になる資格5選
続きまして、実際に事務職の現場で評価されやすい代表的な資格5選をご紹介していきます。
どの資格も独学や通信講座で取得可能ですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
1. MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対応ソフト | Word、Excel、PowerPointなど |
| 難易度 | 初級〜中級 |
| 取得期間目安 | 1〜2か月(科目による) |
| 評価ポイント | 実務で即活かせるPCスキルの証明 |
ExcelやWordのOfficeソフトは事務職で働く上で必須です。
MOS資格を持っていれば基本操作はもちろん、関数・書式設定・資料作成といった実践的なスキルがあるとアピールできます。
特にExcelのMOSは評価が高く、事務職未経験者でも「即戦力になりそう」と判断されやすくなります。
2. 日商簿記検定(2級・3級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施機関 | 日本商工会議所 |
| 難易度 | 3級:基礎/2級:中級 |
| 取得期間目安 | 3級:1〜2か月/2級:3〜6か月 |
| 評価ポイント | 経理・総務など幅広い事務職で活用可能 |
簿記は「数字に強い人材」の証明になる資格です。
特に経理事務や総務事務を目指す人には大きな武器になります。
3級は企業のお金の流れや仕訳の基本を学ぶ内容で未経験でも十分対応可能な内容です。
さらに、2級まで取得すれば経理職への転職やキャリアアップの道も広がります。
3. 秘書検定(2級・準1級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施機関 | 実務技能検定協会 |
| 難易度 | 2級:初級〜中級/準1級:中級以上 |
| 取得期間目安 | 2級:1〜2か月/準1級:2〜3か月 |
| 評価ポイント | ビジネスマナー・社会人マナーの証明ができる |
秘書検定では、電話応対・敬語・スケジュール管理などの基本ビジネスマナーが学べます。
未経験者が社会人としてのスキルを証明する手段として非常に有効なのがこの資格です。
特に来客対応や社内外のやり取りが多い職場では、「基本がしっかりしている人」として評価されやすくなります。
4. ビジネス実務法務検定(3級・2級)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施機関 | 東京商工会議所 |
| 難易度 | 3級:基礎/2級:中級 |
| 取得期間目安 | 3級:1〜2か月/2級:3か月前後 |
| 評価ポイント | 契約・労務・知的財産の知識が活かせる |
この資格は、会社の契約や雇用・コンプライアンスに関する基本的な法的知識を証明できます。
特に総務・人事・法務系の事務職を目指す方には強くおすすめです。
法律知識が求められる現場で、「基礎がわかっている人材」として有利になります。
5. ITパスポート
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 実施機関 | IPA(情報処理推進機構) |
| 難易度 | 初級(国家資格) |
| 取得期間目安 | 2〜3か月 |
| 評価ポイント | ITリテラシー・セキュリティ意識の高さを証明できる |
近年、クラウドサービスやセキュリティ対策など事務業務にもITの知識が求められることも多くなっています。
ITパスポートは、ITの基礎を広く浅く学べる国家資格で企業からの信頼性も高いのが特長です。
特にIT事務やデータ管理業務への転職を目指す方におすすめの資格となっています。

3. 資格取得と転職活動は同時並行がおすすめ
資格取得と転職活動は、同時進行で進めるのが理想的です。
「資格を取ってから応募しよう」と考えているとチャンスを逃してしまうかもしれません。
チャンスを逃さないように以下のステップを参考にしながら進めてみてください。
● ステップ1:自己分析と業界研究
まずは一番初めになぜ事務職を目指すのか、どの業界で働きたいかを明確にしましょう。
ビジョンを正確にすることにより、取得すべき資格の優先順位も見えてきます。
● ステップ2:学習とスケジュール管理
取得したい資格が決まったら、いつまでに転職したいかや、いつまでに資格を習得するするのかなど具体的なスケジュールを計画します。
独学でも挑戦可能な資格が多いので、余裕を持って無理のないペースで進められるようにしてください。
● ステップ3:資格学習と並行して求人情報をチェックする
学習を始めた段階で、同時に求人サイトなどで事務職の求人をチェックしておきましょう。
その際に応募条件や歓迎資格、求められるスキルを把握しておくことで、「どんな資格がより評価されやすいのか」「どんなスキルが不足しているのか」が明確になります。
● ステップ4:面接で資格をどう活かすかを具体的に伝える
資格を持っているだけではなく、「それをどう業務に活かすのか」を面接で説明できると印象が格段に良くなります。
たとえば、
MOS → 「Excelでのデータ集計や社内資料の作成で即戦力として貢献できます」
日商簿記 → 「売上や経費の処理など、数字の管理に強みを発揮できます」
秘書検定 → 「電話応対やスケジュール調整など、ビジネスマナーを実務で活かせます」
といったように、資格の内容と業務を結びつけて話すことで採用担当者に「入社後のイメージ」が伝わりやすくなります。
● ステップ5:資格取得後もスキルアップを継続する
資格は取得して終わりではなく、実務で活かしてこそ意味があるものです。
入社後もExcelの応用関数を学んだり、経理知識を更新したりと、継続的な学習を心がけましょう。
学習を習慣化することで、周囲からも「意欲のある人」と評価されキャリアアップにもつながります。

4. まとめ
事務職は、安定した働き方やワークライフバランスの良さから非常に人気の高い職種の一つです。
しかしその分、未経験から挑戦する場合は他の応募者との差別化が必要になります。
資格は未経験からのスタートを後押ししてくれる強力な武器です。
まずは自分の目指す職種に合った資格を一つ選び、計画的に学習を進めてみましょう。
「経験がないから不安…」という方も資格を味方につけて自分らしい働き方を叶えてくださいね!
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