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これだけ覚えておけばOK!介護業界用語集

2024年3月26日 15:29

業界を知る

介護業界に興味があるけど「専門用語が多くて不安、、、」という方に向けて

介護業界の専門用語を50音順に紹介します!

特に重要な用語を厳選しているので、面接などで困らないようにしっかり覚えておきましょう。

 

 

 

あ行

 

アセスメント

利用者の生活環境や困りごとなどを聞き取り、課題分析すること。

ケアプランを作成するために行われ、利用者の状態を把握したうえで、必要なサービスを考えたり、課題の分析を行う。

 

ICF(アイシーエフ)

国際生活機能分類のこと。「生きることの全体像」を表す「共通言語」として、WHOによって提唱された。人間の健康状態に関わる様々な環境や自柄を、数字とアルファベットを用いて分類したもの。

 

インスリン

膵臓から分泌されるホルモンで、血糖値を下げるはたらきを持つ。糖尿病の治療薬として使われる。

 

胃ろう

口から食べ物が摂取できない場合に、胃に直接食べ物を入れて摂取する方法。

 

ADL(エーディーエル)

日常生活を送るために基本となる動作のこと。食事・排泄・入浴・歩行などがそれにあたる。

 

嚥下(えんげ)

咀嚼した食べ物を飲み込み、食道から胃へ運ぶ一連の流れのこと。

 

オストメイト

腹部に排泄のための人工肛門・人工膀胱などのストーマを造設した人のこと。


 

か行

 

介護支援専門員(ケアマネージャー)

介護保険のケアマネジメント(介護サービス計画書)を担う有資格者のこと。

サービス提供中は、利用者の介護サービス全体をマネジメントする役割がある。

 

介護福祉士

国家資格。介護に関する専門知識と技術をもって、身辺の介護から健康管理まであらゆる生活の支援をする専門職のこと。家族などの介護者に、介護に関する相談や指導も行う。

 

介護保険制度

2000年4月に施行された、介護を事由として給付される社会保険制度。

介護を必要とする人を社会全体で支えるための仕組み。

 

介護保険料

介護保険制度を支える大きな財源。

40歳から被保険者となり、支払いが発生する。

徴収される額は、住んでいる自治体や収入によって異なる。

 

グループホーム

認知症の診断を受けた高齢者を対象に、9人以下のグループで共同生活を送るための介護福祉施設。

認知症ケアの専門職員が常駐しており、能力に応じて自立した生活を送るサポートを行います。

 

ケアプラン(介護サービス計画書)

要介護・要支援認定を受けた方が、適切なサービスを受けるために作成される計画書。

専門家であるケアマネージャーが作成する。

 

後期高齢者医療制度

一定の障害があると認定された65歳以上の方と75歳以上の方が加入することができる保険制度。

現役世代と高齢者世代の負担を明確にし、公平な制度にするとともに、医療保険を将来にわたって持続可能なものとするための制度。

 

誤嚥性肺炎

誤嚥とは、食べ物などが誤って気管に入ってしまうこと。

それによって引き起こされる肺炎を誤嚥性肺炎という。

 

口腔ケア

口の中をきれいに保つこと。また、口の4つの機能「食べる」「話す」「呼吸をする」「表情を作る」を良好に維持するためのケアの意味もある。


 

さ行

 

サービス支援員

施設などで、日常生活における支援や身体機能・生活能力の向上に向けた支援をおこなうほか、創造・生産活動の支援も行う。

 

サービス付き高齢者向け住宅

介護を必要としないまたは、軽度の介護度の60歳以上の方を対象にした高齢者用住宅のこと。

基本的には、安否確認と生活相談の2つのサービスが受けられる。

それ以外の介護サービスについては、外部の事業所を通じて受けることになる。

 

在宅酸素療法

呼吸器疾患などで肺の機能が低下している患者に対して、自宅で酸素ボンベなどの酸素供給機を設置して行われる療法のこと。

 

残存機能

病気やけがなどで心身に障害を負った人に、残された機能のこと。

介護するにあたっては、「できること」と「できないこと」を見極めて、残存機能をなるべく活かしながら支援することが求められる。

 

終末期(ターミナル期)

病気が治る可能性がなく、数週間~半年程度で死を迎えることが予期される時期のこと。

終末期の患者に対する看護は、終末期医療(ターミナルケア)と呼ばれ、本人の意思や尊厳を尊重し、自分らしく最後を迎えられるように処置が行われる。

 

せん妄

場所や時間を認識する「見当識」や覚醒レベルに異常が生じる意識障害の一種。

症状として、幻覚・妄想、興奮状態、錯乱、活動性の低下といったものがある。

 

ソーシャルワーカー

社会の中で困っている人に対して、福祉や医療の分野で相談や支援を行う人の総称。

高齢者施設においては、生活相談員として、問題を抱える利用者やその家族に対して、適切な助言や支援を行う。

 

 

た行

 

地域包括ケアシステム

住み慣れた地域で最後まで生活できるように、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供されるシステムのこと。将来的に認知症高齢者の増加が見込まれることから、地域が支え合うことにより、在宅生活の継続を可能とする考えに基づき構築された。

 

地域密着型サービス

高齢者が、住み慣れた地域で最後まで生活できるように創設された介護サービス。

グループホームや認知症対象のデイサービス、定期巡回・随時対応型訪問介護などがあります。

 

通所介護(デイサービス)

要介護1以上の認定を受けた方が日帰りで施設に通い、受けられる介護サービスのこと。

入浴、排泄の介助、口腔ケア、食事の提供、レクリエーションの提供などのサービスを受けられる。

 

通所リハビリテーション(デイケア)

要支援あるいは要介護の認定を受けた方が日帰りで施設に通い、受けられるリハビリテーションなどの介護サービスのこと。理学療法士・作業療法士・言語聴覚士などの有資格者が在籍しており、専門的なリハビリテーションを受けられる。リハビリテーション以外にも、食事や入浴、排泄介助などの日常生活上の支援も受けられる。
 

定期巡回・随時対応型訪問介護看護

要介護1以上の認定を受けた方の自宅へ介護士または看護師が、日中や夜間を問わずに、定期的に巡回を行ってくれるサービス。

身体介護・生活援助・医療的ケアなど短時間で行えるサービスを1日のうちに複数回組み合わせて受けることができます。

また、随時対応サービスでは、夜間・緊急時におけるオペレーター対応や介護士・看護師による訪問を利用できます。

 

特別養護老人ホーム

要介護3以上を対象に、生活全般の介護を提供する施設。

食事や入浴、排泄介助などの介護サービスのほか、レクリエーションや機能訓練サービスが受けられる。

費用が安いことから、慢性的に供給不足であり、30万人以上の待機者がいると言われている。

 

 

な行

 

ナイトケア

寝たきりの高齢者や認知症の患者など夜間介護が必要な方に対して、夜間に必要なおむつ交換、体位変換などの介護を行うこと。特別養護老人ホームや老人保健施設などが受け入れを行っています。

 

二次判定

要介護や要支援状態の区分、あるいは非該当を決める要介護認定審査のこと。市区町村が設置する介護認定調査会で行われる。一次判定は、認定調査員による認定調査と、主治医の意見書をもとにしてコンピューターで判定されます。

 

認知症

認知機能が後天的な原因によって低下し、日常生活に支障をきたした状態のこと。

認知症は高齢になるにしたがって増加し、日本では65歳以上の高齢者の約15%が認知症を患っているとされています。主な症状としては、記憶障害・遂行機能障害・言語認識能力の低下などがあります。

 

認定調査

要介護認定申請後に、介護サービスを希望する高齢者に対してどの程度の介護が必要かを決めるための調査です。市区町村の認定調査員が自宅や病院、施設等を訪問して本人や家族に要介護認定に関わる内容について聞き取りを行います。

 

ノーマライゼーション

高齢者、障害の有無といった年齢や社会的マイノリティに関係なく、一般市民と同じ普通の生活や権利などが保証された環境を作っていこうという考え方です。

 

 

は行

 

配食サービス

食事の支度が困難な高齢者や障がい者に対して、栄養バランスのとれた食事を調理し、居宅を訪問して定期的に提供するサービスのこと。手渡しの場合、安否確認も兼ねます。高齢者の栄養管理や健康維持の一助とし、在宅高齢者の福祉の増進を図ります。

 

ヒヤリハット

重大な事故や災害には至らなかった、前段階のできごと。「ヒヤリ!」「ハッ!」とするような、事故にはならなかったものの事故につながる危険性があった事象のことを指します。例えば、「介護施設の浴室清掃中、足を滑らせて転倒しそうになった」などの事例があります。介護現場においてヒヤリハットの報告をもとに、事故を未然に防ぐ取り組みが行われて

 

フォーマルケア

国などの公的機関が行う、制度に基づいた社会福祉サービスのこと。具体的には、介護保険や医療保険などで給付されるサービスのことをいいます。対して、家族や友人、近隣の人、ボランティアなどによる非公式なケアをインフォーマルケアという。

 

福祉人材センター

福祉分野で働きたい方(求職者)と人材を求める事業所(求人事業所)を結びつける無料職業紹介所です。福祉の業界や事業所に詳しい職員がおり、丁寧に求人・求職者を支援し、マッチングを行っています。その他にも、福祉についての啓発活動や人材確保に関わる調査研究、社会福祉事業従事者や従事しようとする方がたへの研修など、さまざまな事業を行っています。

 

浮腫

組織の間に病的に水分物質が生じた状態のこと。一般的に言われる「むくみ」のことを医学的に「浮腫(ふしゅ)」といいます。浮腫のある部位は血行障害を起こしやすくなり褥瘡が生じやすくなります。浮腫に対してはまず、なにが原因で浮腫が起きているのかを特定することが大切になります。

 

訪問介護

高齢者、障がい者、難病患者など在宅生活をする方のためにホームヘルパーを自宅に派遣し、必要な介護を提供すること。ホームヘルパーは介護の資格を必ず有しており、本人のニーズに合わせて、日常生活の支援や介助を行ったり、または生活や介護に関する相談支援を行います。


 

ま行

 

慢性疾患

自覚症状に乏しく、治療・経過ともに長期となる疾患の総称。生活習慣病によるものと、腎疾患、リウマチ、アレルギー性疾患などによるものがある。代表的なものとして、糖尿病・高血圧・高脂血症などがあげられる。徐々に発症するため気づかないことも多く、放置してしまうと合併症をひき起こし重症化する怖い病気です。

 

ミキサー食

噛む(咀嚼)機能や飲み込む(嚥下)機能が低下した方のための食形態のひとつで、食事をミキサー入れて撹拌したペースト状や液体状の食事のこと。水分が多くさらさらしている場合は、むせたり誤嚥につながる危険があるため、とろみ剤を利用しとろみをつけ食べやすくします。

 

看取り介護加算

特別養護老人ホーム(特養)や特定施設、グループホームなど自宅以外の介護現場で、医師が回復の見込みがないと判断した要介護者に対して看取りを行った場合、介護報酬に加算される報酬のこと。医療との連携や家族同意など、算定には多くの要件が付されている。

 

見守りサービス

ひとり暮らしや日中独居、老老世帯など、社会的に孤立しやすい世帯を見守ってくれるサービスのこと。介護保険には位置付けられていないため全額自己負担となりますが、24時間の見守りや安否確認、緊急時の対応など、その時の状況に応じたサービスを受けられます。

様々な自治体や企業によって取り組まれています。

 

メニエール病

激しい回転性のめまい、難聴、耳鳴り、耳閉塞感(耳がふさがった感じ)の4症状が同時に重なる症状を繰り返す病気のこと。内耳を満たしている内リンパ液が過剰にたまり、水ぶくれの状態となる「内耳リンパ水腫」が原因で起こります。このような症状の持続時間は通常1~6時間ですが、最長で24時間も続くことがあり、日常生活に支障をきたします。

 

モジュラー車いす

一般的な組上がっている車いすとは違い、使用者の体格や障害の程度、生活環境などに合わせて各部品の組み換えができ、車輪やシートの位置、座面の高さ・幅などを自由に調節できるフレームをベースとした車いすのこと。様々な部品から自分にあった最適なものを揃え、自分にあった車いすにすることができます。


 

や行

 

夜間せん妄

せん妄とは、場所や時間を認識する“見当識”や覚醒レベルに異常が生じ、幻覚・妄想などの症状が突然引き起こされる精神機能の障害です。特に夜間に起こるせん妄のことを夜間せん妄といいます。病気などで体調が悪化したり、手術の後の薬が体質に合わなかったりした際に発症しやすくなります。認知症の症状の1つとして現れることもあります。

 

ヤングケアラー

家族にケアを要する人がいる場合に、本来大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話などを日常的に行っている18歳未満の子どものこと。介護や家事などに時間をとられることで勉学に集中できない、同年代の子どもたちとコミュニケーションがとれないなどの問題が生じる。

 

ユニットケア

介護施設において、施設の利用者を10人程度のグループ(ユニット)に分け、一人ひとりの個性や生活リズムを尊重しながらサポートする介護のこと。施設には、入居者個人の個室と他の入居者や介護スタッフと交流するための居間がある。

 

友愛訪問

ボランティアが一人暮らし高齢者や高齢者世帯を訪問し、安全に生活できるように援助すること。定期的に訪問し、安否確認をしたり、困りごとの相談にのったり、話し相手になったりします。

 

要介護認定

介護保険制度において、被保険者より介護申請が出された場合に、介護が必要な状態か、どの程度の介護状態にあるかを、申請を受けた市町村が調査し認定することです。

 

要支援者

要介護認定の結果として要支援1または2と認定された人。現時点では介護が必要ではないものの、加齢とともに要介護者となる可能性がある状態です。予防給付が利用できます。
 

予防給付

支援が必要と認められた人に給付される介護保険の保険給付です。

予防給付の対象となる人は、要支援1、要支援2の認定を受けた人となります。

介護予防のためのサービスで、介護保険の給付は現物給付(介護サービス)になります。


 

ら行

 

理学療法士

病気、けが、高齢、障害などによって運動機能が低下している方に対して、座る、立つ、歩くなどの基本動作能力の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法を行なう医学的リハビリテーションの専門職です。

 

流動食

消化器系の疾患や、咀嚼力の低下などで、固形の食事(普通食)がとれなくなった方のための食形態の一つ。噛まなくても食べられる、流動態の消化のよい食事のことをいいます。

 

レスパイトケア

レスパイト(Respite)とは「小休止」「息抜き」「休息」を意味する言葉。介護者や家族が一時的に介護から解放され、リフレッシュしてもらうために、一時的にケアを代替、支援するサービスのこと。レスパイトケアのサービスで代表的なのが、デイサービスやショートステイです。

 

老齢基礎年金

国民年金に加入している人が、65歳から受け取ることができる年金。

国民年金の保険料を納めた期間(免除期間含む)が10年以上ある方に支給される。

満額の老齢基礎年金を受給するためには、20歳から60歳になるまでの40年間の全期間保険料を納める必要がある。

 

老老介護

家庭の事情などにより、65歳以上の高齢者が、65歳以上の高齢者を介護せざるえない状況のことです。「高齢の妻もしくは夫が高齢の夫もしくは妻を介護する」また「65歳以上の子どもが親を介護する」といったケースがある。社会問題にもなっており、第三者の介入や介護施設の活用といった対応策が必要。

 

 

わ行

 

ワンストップサービス

複数の場所や担当に分散していた関連する手続きやサービスなどを、1ヵ所でまとめて提供するようにしたもの。例えば、行政上の様々な手続きの窓口を一本化することや、企業が様々なサービスを一体的に提供することなどを指す。

 

ワーカビリティ

ケースワークの過程において、福祉サービスの利用者が援助者の提供するサービスや働きかけに応じて、自分自身で問題を解決しようとする意欲およびその能力のこと。

 

 

 

最後に

今回は介護業界の用語を厳選してご紹介しました!

これ以外にも用語はたくさんあるので、気になる方は調べてみてください♪

 

 

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