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同業他社への転職!メリットとデメリットを徹底解説

2025年9月1日 17:00

就職・転職ガイド

転職を考えるときに「同じ業界で別の会社に移る」という選択肢を考えるという方は多いのではないでしょうか?

同業他社への転職は、これまでの経験を活かせる安心感がある一方で、「本当にメリットがあるのか?」「デメリットはどんなものがあるのか?」と不安もありますよね。

そこで今回は、同業他社に転職する際のメリットとデメリットを整理しながら、実際に転職活動を進めるうえで意識しておきたいポイントをご紹介します!

 

 


 

目次

[1] 同業他社に転職するメリット
[2] 同業他社に転職するデメリット
[3] まとめ


 

[1] 同業他社に転職するメリット

 

①採用されやすい傾向がある

同業他社への転職でまず大きなメリットとなるのが「採用されやすい」という点です。

中途採用では「短期間で成果を出せる人材」が求められることが多いため、未経験よりも経験者が優遇される傾向があります。

同業界の経験者であれば、仕事内容や職場環境が大きくかけ離れていないため、採用後のギャップですぐに辞めてしまうリスクが低いと企業側に感じてもらいやすいので有利です。

 

② 即戦力として活躍できる

前職と同じ業界であれば、商品知識や業界のルールなどの基礎がすでに身についているため、新しい職場でもスムーズに業務に取り組めます

採用企業側にとっても、未経験者より研修やOJTの手間を省けるため、早い段階で成果を出してくれる可能性が高い人材として評価されやすいのです。

 

③キャリアアップしやすい

キャリア形成の観点でも、同業界への転職は有利になる可能性高いです。

同じ業界の中でキャリアを積み重ねることで、これまでの経験を土台にしながらより高度なポジションに挑戦できるチャンスが広がります。

さらに、複数の会社を経験することで「自分の強み」や「業界内での立ち位置」が明確になり、将来的にマネジメントや専門職としてキャリアアップしやすくなるのも大きなメリットです。

 

④ 年収アップの可能性

業界での経験やスキルが豊富な人材は、転職市場で需要が高い存在となっています。

特に、資格や専門性の高いスキルを持っているという場合は、大幅な年収アップの可能性も!

また、競合企業が「優秀な人材を囲い込みたい」と考えた結果、前職の給与よりも高い条件を提示されることもあります。

 

 

 

 

[2] 同業他社に転職するデメリット

 

①プレッシャーを感じる

「経験者=即戦力」として採用されるため、入社直後から高い成果を求められるケースが多いです。

その期待に応えようとするあまり、プレッシャーが大きくのしかかることもあります。

こうした状況に陥らないためには、信頼できる上司や先輩に相談しやすい環境を早めに作っておくことが大切です。

 

②評価が厳しくなる

業界経験者ということで期待値が高い分、成果が平均的であっても「物足りない」と判断されることがあります。

同じ業界でも会社によって評価基準や重視されるスキルは異なるため、前職で評価されていたやり方が必ずしも通用するわけではないので注意しましょう。

 

③ 年収が必ずしも上がるわけではない

「同業に移れば年収が上がる」と考える方もいますが、必ずしもそうとは限りません。

業界には一定の給与相場があり、給与が大きく変わらないこともあります。

前職でしか通用しないスキルしか持っていない場合、反対に年収が下がってしまうケースも…。

ですので、同業他社への転職を考える際は、自分の経験やスキルが本当に転職先でも活かせるのかしっかり見極めることが重要です。

 

④ 新しい環境に適応する必要がある

同じ業界であっても、会社ごとに業務の進め方や社内文化は異なります。

「前職ではこうだった」と過去のやり方を押し通そうとするのはNGです。

同業種への転職は、新しいやり方を柔軟に取り入れて、自分の経験を「押し付け」ではなく「プラスアルファ」として活かすことが大切になります。

 

⑤ 顧客から不信感を持たれることも

同業他社への転職は、顧客や取引先から「前の会社でうまくいかなかったのでは…?」とネガティブに受け取られるリスクもあります。

特に長年関係を築いてきた顧客がいる場合、新しい会社でも信頼関係をゼロから構築し直す必要があります。

その際には、前職を悪く言わないことや、新しい環境で誠実に対応することが大切です。

 

 

 

 

[3] 最後に

同業他社への転職は、これまでの経験を強みとしてすぐに活躍できるチャンスがあります。

採用のハードルが下がりやすく、キャリアアップや収入の向上につながる可能性も少なくありません。

その分期待にプレッシャーを感じたり、会社ごとの評価基準や社風の違いに戸惑うこともあります。

自分の持つスキルが本当に新しい職場で活かせるかをしっかり見極め、これまでの経験を転職やキャリアップに活かしてくださいね。

 

 

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