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同業他社への転職はOK?競業避止義務ってなに?

2025年6月20日 17:00

就職・転職ガイド

転職をしたいのだれけども、同業他社への転職って大丈夫かな…?

今回はそんな気になる同業他社への転職についてを調査しました!

 

 


 

目次

[1] 同業他社への転職はOK?

[2] 競業避止義務とは

[3] さいごに


 

[1] 同業他社への転職はOK?

同業他社への転職に関しては、職業選択の自由が憲法で保障されているので原則としては問題ありません

ただし、顧客情報や自社技術情報の流出を防ぐために不正競争防止法に基づいて就業規則や誓約書などで禁止項目を定めている企業もあります

 

 

また、入社時や退職時に「競業避止義務」に関する誓約書へ署名をしたor署名を求められるケースがあります。

一般的に競業避止義務の誓約書では、「退職後▲年間は同業他社に転職しない」という内容が書かれていることが多いです。

そのような競業避止義務契約を結んだ場合は、同業他社への転職は慎重に進めていきましょう。

 

 

[2] 競業避止義務とは

競業避止義務とは、従業員や取引先に対して企業の不利益となる競業行為を禁ずるものです。

競合企業への情報漏洩や、元従業員が在職中に得た技術を使って起業した場合において企業が損害を受けないように定められています。

 

 

ここでいう情報とは、会社内部の人間しか知り得ない企業機密として取り扱われている独自の技術やデータや顧客情報などが該当します。

そのため、会社内で機密情報を扱う役職に就いている人や役員および部長クラスの人などに課されるという場合が多いです。

ですが、だからといって一般の従業員も全くの無関係というわけではありません。

企業によっては就業規則の中で競業避止義務規定が定められていたり、入社時の誓約書に記載されていたりすることもあります。

その場合、役職に就いていなくても規定の対象となるので要注意です。

規約に違反してしまうと企業から損害賠償の請求をされる可能性もあるので、事前にしっかりと確認してから転職活動を行うようにしてください。

 

 

[3] さいごに

同業他社への転職は基本的にOKです!

ですが、競業避止義務の契約や就業規則で制限されている企業もあるので注意しましょう。

今いる会社の規則を確認して義務違反しないように慎重に転職活動を進めてくださいね。

 

 

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