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就職・転職活動の第一歩!自己分析の方法をご紹介します

2024年4月11日 18:00

就職・転職ガイド

お仕事を探しをしているそこのあなた!

なんとなく求人を探してみたけど、どれを選べばいいかわからない…なんてことはありませんか?

そんな時は一度自分を見つめ直す時間を作ってみましょう!

最近はネットで簡単にできる適職診断などもありますが、今回は自分をより掘り下げるための自己分析のやり方をご紹介します!

 

 

 

目次

[1]自分史を書く

[2]モチベーショングラフを書く

[3]1つのテーマを「なぜ?」で深堀り

[4]マインドマップを書く

[5]Will・Can・Mustの法則を活用する

[6]「ジョハリの窓」を活用する

[7]最後に

 

 

[1]自分史を書く

自分のこれまでの人生を振り返り、どんな出来事があり、何をしてきたのか、どんなことを考えていたのか…といった事柄を年表のように時系列で書き出します。自分史作りを通して客観的に自分を見つめ直すことができるので、自分の強みや弱みを再認識しやすくなります。
 

【どんな人におすすめ?】

・過去を思い返したときに印象的な出来事が思い浮かばない人
・自分のことを人に話すのが苦手な人

 

【実際にやってみよう!】

[step1]

印象的な出来事や自分が取り組んだ事柄を書き出しましょう。


[step2]

書き出した内容の中で印象に残っていることついて次の項目に沿って深掘りしましょう。
・具体的な内容
・その出来事の背景
・大変だったこと(感じたこと)
・自分が何をしたか
・出来事や取り組みを通して何を学んだか

 

 


 

【やり方のポイント】

◇自分史を書く時点では、就職・転職活動に役立つように…などは考えず、ただ自分を振り返り、自分と向き合う作業として取り組みましょう。
◇良いことも悪いことも、心に残っている出来事であれば正直に書いておきましょう。
◇自分が主体的に取り組んだ内容のほうが振り返りやすいのでおすすめです。
◇自分の役割や、関わっていた期間などは、なるべく具体的な数字で記しましょう。面接でエピソードを話した際によく質問される部分なので、最初に思い出しておくとスムーズです。
 

 

 

[2]モチベーショングラフを書く

ライフラインチャートとも呼ばれる方法です。

これまでの出来事に対し、その時の自分のモチベーションのアップダウンを点数で記してグラフにします。

自分の価値観や気持ち、こだわりや得意不得意を分析できるので、熱中できる仕事が見つけやすくなるでしょう。

 

【どんな人におすすめ?】

・これまでの人生が平凡だったと感じる人

 

【実際にやってみよう!】

[step1]

これまでの事実や出来事をできるだけたくさん思い出し、書き出します。

 

[step2]

書き出した出来事にモチベーションの点数をつけていき、グラフ化します。

 

[step3]

出来事に対し、「なぜそうしたのか」「なぜ印象に残っているのか」を考えてみましょう。

当時は「なんとなく楽しそうだったから」くらいの理由だったとしても、なぜ楽しいと思ったのか、何があると楽しいのかなど、言葉にしてみましょう。

 

 

 

【やり方のポイント】

◇いったん就職活動のことは考えず、日常の些細な出来事を丁寧に思い出していきましょう。

 

 

[3]1つのテーマを「なぜ?」で深堀り

これまでの人生の中で、「大変だった」「楽しかった」「頑張った」と思うことを1つテーマに選び、その時の気持ちを「なぜ?」と深掘りしていくことで自分の価値観を見つけていく方法です。
先述のモチベーショングラフを参考に、印象的な出来事を1つピックアップしてテーマとしてもいいでしょう。

 

【どんな人におすすめ?】

・自己分析の基本となる方法なので、ほかの方法を選んだ人も一度はやってみて!

・面接で深くつっこまれた時の対策をしたい人

 

【実際にやってみよう!】

[step1]

これまでの人生を振り返り、印象的な出来事や、自分が意思決定した場面などを1つテーマとして選ぶ。

 

[step2]

テーマに対し、「なぜ?」「何のために?」「どう思った?」「何を得た?」といった問いかけをしてみましょう。

「なぜ?」を繰り返すことで、自分の価値観や傾向が見えてくるはずです。

 

【やり方のポイント】

◇1つのテーマに対して、5回ぐらい「なぜ?」を繰り返すのがおすすめ

◇掘り下げやすいテーマであれば、より具体的に掘り下げることができたと思います。

企業に熱意や思いを伝えることが必要になる採用選考時は、そのようなエピソードを選ぶのもいいでしょう。

 

 

[4]マインドマップを書く

マインドマップは思考を具現化し、客観視するための手段です。

自分の頭の中で考えていることを紙などに書き出し、クモの巣状に広げて思考の「地図」を作ります。

普段自分が「考えていること」「大切にしていること」「行動原理」などを、より明確に知ることができます。

 

【どんな人におすすめ?】

・自分の思考を整理したい人

・文章で表現するのが苦手な人

 

【実際にやってみよう!】

[step1]

大きめの紙とペンを用意します。

パソコンやスマホなどでマインドマップを作成できるITツールもあるので、そちらを活用してもOK!

 

[step2]

テーマを決めて紙の中心に書きます。

自己分析でのテーマは「自分」や「実現したいこと」をなどを書くといいでしょう。

 

[step3]

中心のテーマから枝を広げるように線を引きます。その線上に連想するキーワードを書き出していきます。

 

[step4]

キーワードに対して、「なぜ?」「どんな気持ちだった?」「どんな行動をした?」「その後は?」などどんどん自問自答を繰り返します。
これ以上深堀できないところまで深堀りし、マップを広げていきましょう。

 

【やり方のポイント】

◇キーワードの派生させるときは、思い浮かんだら次々に書き出していきましょう。
◇思い浮かんだことは漏れなく書きましょう。
◇同じ言葉が出てきたら、線で繋いだり色分けしておくと、見返したときに自分の価値観など新しい発見しやすくなります。

 

 

 

[5]Will・Can・Mustの法則を活用する

Willは「やりたいこと」、Canは「できること」、Mustは「やるべきこと・企業が求める人物像」をそれぞれ洗い出す方法です。

この3つが重なる点にある仕事が適職だというふうに導き出します。

 

【どんな人におすすめ?】

・自分にピッタリの仕事、働き方を知りたい人
・転職のための自己分析をしたい人

 

【実際にやってみよう】

[step1]

Canをリストアップします。
アピールポイントとなる自分にできることや得意なことを書きましょう。
保有資格や、前職で得たスキルなども書いておきましょう。

 

[step2]

Willをリストアップします。
将来の夢や、どうなりたいか、何をしたいかを書き出します。
就職・転職活動においては転職動機や志望動機に繋がる項目です。

 

[step3]

リストアップしたCanはWillに活かせるかを確認しておきましょう。
2つが結びつかないときは、Canを活かしてできることをWillとして挙げてみましょう。

 

[step4]

Mustをリストアップします。
企業研究を行ない、企業が求める人物像を書き出すか、
Willを実現するために自分がいまやるべきこと(どんなCanが必要か)を書き出しましょう。

 

[step5]

Will・Can・Mustをすべて洗い出したら、それら3つが重なる部分を確認しましょう。あなたに合う仕事が見えてくるはずです。

 

 

 

【やり方のポイント】

◇Canが出てこないときは、反対にCan‘t(弱み、不得意)を書き出してみましょう。

◇Willを考える際には本音を出しましょう。「どうせできない」などは考えないようにしましょう。

 

 

 

[6]「ジョハリの窓」を活用する

ジョハリの窓は、「自分が見た自分」と「他人が見た自分」を切り分けて分析することで、ズレを見つけて自己理解を行う方法です。

自分が「知っている」自分の特徴と他人から聞いた自分で「気づいていない」自分の印象を比べ、自分を客観的に見ることができます。

 

【どんな人におすすめ?】

・自分のことをきちんと理解できているか不安な人
・他人から自分の印象や性格について意外なことを指摘されたことがある人
 

【実際にやってみよう】

[step1]

まずは自分で思う「自分ってこんな人」を書き出します。


[step2]

家族や友人に、「私ってどんな人?」「なぜそう思う?」と聞きます。


[step3]

聞いた内容と自分で書いた内容を比較します。


[step4]

内容を4つの窓に分類します。
    →1.開放の窓=自分も他者も知っている自分
     2.盲点の窓=自分は気がついていないが他者は知っている自分
     3.秘密の窓=自分は知っているが他者に気づかれていない自分
     4.未知の窓=自分も他社も知らない自分

 

 

 

 

【やり方のポイント】

◇自分のことを聞くときは、自分をよく知っている親しい人に聞きましょう。
◇性格や資質を書くときはポジティブなワードで書くようにします。
◇他者から聞いた内容はあくまでも“その人が感じたあなたのほんの一面”に過ぎません。真面目に受け取りすぎないようにしましょう。
 

 

[7]さいごに

今回は自分を深堀するための自己分析の方法を6つご紹介しました。

自己分析のやり方はここで紹介したやり方以外にも様々な方法がありますので、

ぜひ自分にピッタリな方法を見つけてやってみてくださいね!

 

 

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